2003年稲葉田んぼ(ヒノヒカリ・26アール) 写真館表紙に戻る
この田んぼは、無除草剤歴3年目。
ヒエが多い田んぼです。今年も、植代のときに、2葉のヒエがびっしり。
ひたひた水で、ハローを浅く浅く、ヒエの撲滅作戦を心がけたが、復活するのもいくらかはあることだろう。
それよか、次のヒエを生やさないように、ひたすら深水を心がけたい。
この田んぼのヒエ対策は、今年の重点課題のひとつ。
昨年秋(11月)に耕起。
冬の間に米ぬか100キロ/反(以下すべて反当り)、散布
4月に卵殻60キロ散布
4月中旬、浅く耕起。
その後雨が多く、水尻の方が、じゅるいので、耕起できず雑草が残ったまま代かきにはいるしかあるまいと思っていたところ、下旬の好天で代かき直前にロータリー。
6月1日、荒代かき(時速2キロ、PTO2)。6月8代かき2回目。その後、油かす40キロ散布。
6月13日植代かき。
6月15日田植え。
6月16日、深水にして油かすペレットを60キロ散布
8月26日 出穂始まる。
8月21日撮影。止葉が出て、はらみ状態。思ったより、出穂が早そう。下葉が茶色いのは、イモチのせい。
この写真じゃわからんなあ。田んぼ全体で、ヒエが5〜6本、混雑したコシヒカリの種から穂が出たのが、7〜8本。
オモダカが、かなり。ヒエが少ないのは、7月25日ころに穴あきホーを持って、削って歩いたからです。遅れヒエはきっとかなりありそうに思います。
8月20日 塩山さんに鼓舞され(?)油かすで約N0,7キロ追肥。(どうしたことか、計算間違いで、実は、1,2キロくらい?)
8月10日 葉色はまあまあいい色をしているけど、元肥5`だけで葉という思いから米ぬかペレット1`追肥。
穂首イモチに対する不安も消えてはいないが、、、
7月20日 国道から北の田んぼが、軒並みイモチの被害。初めて見る光景です。
その見本がこれ。
上の写真は、3枚隣の田んぼ。
ぼくの田んぼは、遠目で見る限り、きれいなものだ。
ところが、ぐっと近寄ってみると、
やばいなあ!
ただ、1993年の平成の大冷害の時にくらべて、気が安気なのは、あの時は、
「おたくが防除しないと、イモチ菌が飛んでくる」と言われはしないか、それを心配していました。
今年は、うちが一番健全?
この程度なら、梅雨が明ければ、きっと何事もなかったようになってくれるだろう?(希望的観測?)
大戸井の3枚の田んぼ(下、中の下、上)のコシヒカリは、イモチの気なんて、全くないといいくらい。
自宅(北原)周辺には、イモチは全く見られません。10数キロ南に下がるだけで、こんなに違うものなんですね。
7月18日 一昨日、なかに入って調べてみると、ヒエが、やっぱりかなりある。浮いているのもかなりあることはあるが、、、
一昨日に続いて今日もホーを持ってヒエかきに歩く。
この時期のヒエの掃除をしておかないと、もっと大きくなると、持ち出すに持ち出せなくなってしまう。
外から見るときれいが、中に入ってみると、イモチがぼちぼちと出ている。よその田んぼほどではないけど。
7月2日 田んぼ一面にウキクサ(一部アオミドロ)が広がってきました。
ウキクサとアオミドロが、半々くらい、両方あわせて、田んぼ全面を覆い始めています。
7月1日
雑草調査に、中にはいる。ウキクサとアオミドロが全面に広がっている。そのウキクサとアオミドロの中に、1葉程度のヒエが、浮いて漂っている。それもたくさん。いつ浮いたのだろう。植代のときに浮いたのであれば、2週間になるので、葉っぱが黒ずんでいるはずだが、きれい。だから、田植え後生えたものだと思う。浮きながら、新しい白い根を、3〜4ミリ程度伸ばしている。天気のいい日に、写真を撮りたい。
これで、ヒエの心配がなくなれば、すごいことだ。見る限り、泥の中に根を下ろしているヒエには、出会わなかった。
コナギの気配はなかった。もっとも、深水とウキクサは七難隠すというから。
6月17日 たっぷり深水
(6/17撮影)